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 きじま内科 薬 Q&A  
 
Q ステロイドは、危険なものですか?
A ステロイドはもともと体内で作られているホルモンです。
炎症を抑える作用があります。確かに副作用のおこしやすい薬です。
副作用は短期に使った場合と長期に使った場合で異なります。
短期使用での副作用は、頻度は少ないですが血圧上昇・興奮状態・むくみ・血糖上昇・眼圧上昇などがあります。長期使用では、糖尿病・骨粗鬆症・高血圧・高脂血症・免疫低下・胃潰瘍・白内障・緑内障・中心性肥満などがあります。
副作用を知った上で、適切に使えば危険なものではありません。ステロイドを使いこなせれば名医になれるといわれるほどで、非常によい薬です。
ガイドラインに規定されている範囲内(投与量・期間・剤型)での使用は治療効果・安全性が高いと考えています。ただ、医療関係者でもステロイドを未だに誤解されているところもあります。残念なことです。
 
Q 吸入ステロイドは副作用がないと聞いたのですがどうなのでしょう?
A ステロイドを内服した時のような副作用はほとんどありません。これは吸入ステロイド剤はアンテドラッグといい、局所では強い効果を持ちますが体に吸収されると代謝され不活化もしくは作用が減弱されるからです。
内服のステロイドと比較すると100分の1〜50分の1ぐらいが全身に移行するといわれています。
吸入ステロイドの頻度の多い副作用は口内炎・嗄声(かすれ声)で、まれに味覚や嗅覚が低下することがあります。
しかし、うがいの徹底・吸入補助器具の使用・吸入タイミングの工夫・薬の変更で少なくすることが出来ます。
 
Q ステロイドを飲まなければいけませんか?
A 喘息増悪時や花粉症急性期のステロイド内服についてお話しします。
ステロイドは適切に使えば安全性が高いという話をしました。
もし使わないで治すとすれば、火事に対してジョウロで消火活動を行っているようなもので改善するまでに長い時間が必要です。良くならないので必然的に受診回数は増え、患者さんの身体的・経済的負担も大きくなります。
例えば喘息発作で点滴をしますが、点滴の中身はステロイド剤です。その量は1日に体内で分泌されるステロイドの10〜30倍の量を1回で点滴しています。必要に応じてこれを1日に2〜4回行うこととなります。いかに大量かが分かるでしょう。
それに対して症状増悪してきたときに、外来で処方して飲んでもらう量は1日に4〜8倍の量(プレドニン換算20〜40mg/day)です。早期に消火活動に入れば少ない量で十分な効果が得られます。あくまで内服に関しての最終判断は医師からの説明によって患者様が決めることとなります。
 
Q ほかの薬を現在のんでいますが、影響(弊害)ありますか?
A 基本的には無いと思われますが、内服している薬(市販薬も含みます)を提示してください。
飲み合わせが悪いものをチェックします。また、その他の薬を受け取っている薬局で当院の薬を受け取れば薬局でもチェックしてくれます。
 
Q 喘息の薬をつかうと、いつも動悸や手のふるえが出ます。どうしてですか?
A 喘息薬の中で、β刺激薬・テオフィリン製剤は動悸や手のふるえが出ます。使い続けても症状は軽減されますが、一時的に中止して再度減量して使うとよいと良いと思います。
 
 
 
 
 
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